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縁無し畳(琉球畳風)をお求めの方に

最近、縁(ヘリ)無し畳のお問い合わせが多いので、縁無し畳の種類や選び方、特徴をまとめてみました。

まず「縁無し畳」は縁を無くした分、通常曲がらない方向に畳表を曲げて畳床をくるむので、その方向に曲げた部分がかなり傷みやすく、またその部分は角が立たない分、曲線になっているので畳と畳の出会いに少し溝が出来てしまいます

上記の特徴をふまえた上で、まずよく耳にする「琉球畳(りゅうきゅうたたみ)」ですが、これは特別な畳表「七島い草で織られた畳表」で作られた縁無し畳のことです。
この畳の特徴は強くて太いい草で編まれているので耐久力に優れています。しかし、色目に少しムラが有ります。価格もかなり高価です。

次に、目関(めぜき)表で作られた縁無し畳で、この「目関表」の特徴は通常のい草を普通の畳表より細かく織り、端の部分を曲げやすくした物なので、縁無し畳には向いています。
ただし、最近では需要が少なくあまり生産されていないので、工事に時間がかかることがございます。

最近では、上記の二つとは異なりい草ではなく「和紙」や「合成樹脂」で出来た畳表で作成するのが主流となっています。この畳表ですと、曲げにかなりの強度がありますので、縁無しには一番向いていると言えます。

色にもバリエーションがあり、お気に入りの色にする事が可能です。
ただ、い草の特徴でもある独特の「香り」はありません。
価格は物により色々ですが、基本的に少し高価です。
   

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